【男性育休 体験談】誰も取っていない職場で3か月育休を決断した理由

こんにちは、ゆとりゼロパパです。
今回は、第一子誕生の際に「育休を取るかどうか」で迷ったときの葛藤についてお話しします。
2023年当時、私の職場には男性で育休を取った人はゼロ。
「本当に取って大丈夫なのか?」
「戻ったときの仕事はどうなるのか?」
そんな不安を抱えながら、最終的に3か月の育休を取得しました。
これから育休を考えているパパに向けて、当時の社会的背景や周囲の反応、そして自分の中の葛藤を正直に書いてみたいと思います。
◆ 1. 当時の社会的背景:まだ“取れる空気”ではなかった
2023年前後、男性育休の取得率は全国で約17%(厚労省調べ)。
しかも「数日〜2週間程度」が多数派で、3か月の育休はかなりのレアケースでした。
制度としては整ってきたものの、職場では「誰も前例がない」状況。
つまり、「制度はあるけど、実際には取りづらい」――このギャップが最大の壁でした。
◆ 2. 職場と周囲のリアルな声
子どもがいる先輩たちに聞いても、多くは「妻に任せている」という回答。
一方で、女性の同僚からは「夫が育児に関わらず後悔した」という声も聞こえてきました。
「夫がおむつ替えをできず、最初から徹底的に教え込んでおけばよかった」
「実家に帰ってワンオペ状態だった」
こうした話を聞くうちに、「やはり今の時代は変わらなければ」と思うようになりました。
◆ 3. 自分の中の葛藤:父の世代と自分の理想の間で
私の父は典型的な“昭和の仕事人間”で、家にいてもほとんど育児をしないタイプ。
だからこそ「自分は違う形を選びたい」と思いました。
しかし実際に育休を取るとなると、
- どれくらいの期間が妥当なのか
- 誰に相談すればいいのか
- 職場に迷惑をかけないか
と悩みが次々と出てきました。
上司は「権利だから取っていい」と言ってくれましたが、
同時に「仕事を誰が引き継ぐか」という現実問題が重くのしかかりました。
◆ 4. 最後は「自分で決める」しかない
家庭の事情や価値観は人それぞれ。
「絶対に育休を取るべき」とも「取らなくてもいい」とも言えません。
ただ、私が学んだのは――
周りに流されず、自分の価値観で決めることの大切さ。
育休を取る決断は、仕事を休むというよりも、家族と向き合う覚悟を持つことでした。
結果的に、あの3か月間は自分の人生で最も濃い時間になりました。
◆ まとめ:迷ったときは「何を優先したいか」を考える
当時の私はこの3つの間で揺れていました。
- 父のようにはなりたくない
- でも前例がないから不安
- 仕事のしわ寄せを考えると気が引ける
同じような葛藤を抱える方も多いと思います。
ぜひ、コメントであなたの体験談も教えてください。 👉 次回は、**「なぜ3か月にしたのか」「実際に育休を取ってどうだったのか」**をお話しします。