育休取得前にやっておくべき3つの準備|職場に迷惑をかけず円満に育休を取るコツ
「育休取得前にどんな準備をすればいい?」「職場に迷惑をかけたくない」「スムーズに育休を取りたい」——そんな悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。
育児休業は労働者の権利ですが、実際には職場への配慮や準備も欠かせません。
この記事では、育休取得前にやっておくべき3つの準備を、大学病院で働く理学療法士である私の実体験を交えて解説します。
① 上司への報告タイミング:妊娠がわかってすぐではなく「安定期」に
多くの方が妊娠4〜6週ごろに妊娠を認識しますが、すぐに職場へ報告するのは避けたほうがよい場合があります。理由は、妊娠初期は流産のリスクが高いためです。
医学的には、「安定期」と呼ばれる妊娠16〜20週頃(妊娠5ヶ月)になると、流産リスクが大きく減少します。
研究でも、Wilcox AJ(2019)は妊娠20週までの流産率が約12〜15%と報告。ACOGによると臨床的に認識された妊娠の約10%が初期流産とされています。
そのため、妊娠が安定期に入ったタイミングで上司へ報告するのが最も安心です。
実体験
私の場合、妻の妊娠がわかったのは6月頃でしたが、すぐに上司へ伝えるべきか迷いました。
しかし妻から「安定期に入るまでは友人にも言わないで」と言われ、家族で相談して報告時期を決めました。
結果として、職場にも家庭にも無理のないタイミングで伝えることができました。
✅ 結論:上司へ育休の相談をするのは「妊娠5ヶ月(安定期)」を目安に。家族でタイミングを話し合って決めましょう。
② 仕事の調整:長期プロジェクトを避け、引き継ぎを「見える化」する
育休前の最大のポイントは、仕事の整理と引き継ぎ準備です。
1. 長期プロジェクトはサポート役に回る
妻の妊娠を公表できていない時期に長期プロジェクトへ主体的に関わるのはリスクがあります。
途中で抜ける可能性もあるため、サポート的な立場に回るのが賢明です。
2. 自分の業務をリスト化して「見える化」
引き継ぎをスムーズに進めるためには、業務内容・期限・相談先を一覧にまとめておくことが重要です。
多くの人が育休直前にまとめ始めて慌てるため、3ヶ月前から準備を始めると安心です。
実体験
私は大学病院で研究活動を行っており、長期研究は難しいと判断して短期間で完結できる症例検討や後輩支援に注力しました。
また、患者リストを作成し、引き継ぎ先を明確化。事前に代診対応を行うことでスムーズに移行できました。
✅ 結論:
・長期プロジェクトへの主体的参加は避け、サポートに回る。
・引き継ぎは「見える化」して早めに準備を始める。
③ 書類の準備:提出は「育休開始の1ヶ月前」までに
育休の取得には、書類の提出期限を守ることが重要です。
多くの企業では、育休開始の1ヶ月前までに申請書の提出が必要となります。
また、上司や人事の承認印が必要な場合もあるため、余裕を持った行動が大切です。
実体験
私の場合、育休の約3ヶ月前に総務課から書類を受け取りましたが、出産後に提出する書類も一緒に渡され混乱しました。
何度か総務課へ確認に行くことになり、早めに動いておいてよかったと実感しました。
✅ 結論:
書類提出は最低でも1ヶ月前、できれば3ヶ月前から準備開始。忙しい方ほど早めの対応が安心です。
まとめ
育休取得前にやっておくべき3つの準備は以下の通りです。
- 上司への報告は安定期(妊娠5ヶ月)に
- 仕事の調整と引き継ぎは3ヶ月前から見える化
- 書類の提出は1ヶ月前までに余裕をもって
これらを意識することで、職場にも家族にも負担をかけず、安心して育休を迎えることができます。
💬読者へのメッセージ
あなたの育休準備の体験や、実際に困ったこと・工夫したことがあれば、ぜひコメント欄で教えてください。
同じ立場のパパ・ママが励まし合える場所になれば嬉しいです。

