PT✖️転職

PT転職が怖い。家族・年収・人間関係――アラフォーPT17年目が正直に書く6つの不安

yutorizeropapa
この記事でわかること
  • PT転職に感じる6つの怖さ(年収・休暇・年齢・家族・環境)
  • 転職サービスを実際に使ってみて怖さは変わったか
  • 怖いまま動いた17年目PTの、正直な感想

転職が怖い。

転職したいわけじゃないかもしれない。でも、このままでいいのかとも思っている。そういう宙ぶらりんな状態で、転職について考えると、怖さだけが先に来る。

私は大学病院に17年勤めています。まだ転職していません。でも、転職について本気で考えたことがあるし、転職サービスを使って担当者と話したこともあります。その経験から、「転職が怖い」という感覚をできるだけ正直に書いておきます。

怖さ①:年収が下がるかもしれない

一番重い怖さはこれです。

今、上の子が3歳、下の子が0歳です。住宅ローンもある。妻が時短や退職になった場合、家族の生活を自分の給与だけで支えることになるかもしれない。そういう状況で年収が下がるのは、リアルに怖い。

転職サービスの担当者に話を聞くまで、「転職したら年収が上がる」と思っていました。ネットで見る転職体験談は、成功した人の話が多い。でも担当者から言われたのは、「今の年収はかなり高い水準です。転職すると一時的に下がる可能性が高い」ということでした。

知らなかった。守るものが増えた状態で転職を考えるとき、この情報は最初に知っておくべきだったと思います。自分の給与のリアルはこちらに書いています

岩さん
岩さん

年収・有給・年齢・家族の説得・合わなかったとき……転職が怖い理由を書き出したら5つ出てきました。でも怖さって、正体がわかると少し軽くなるんです。

怖さ②:年休が減る。子供の病気で休めなくなるかもしれない

転職先の年休日数が気になります。今の職場と同じか、おそらく減る。

上の子が1歳から保育園に入りましたが、3歳になるまでの間、子供の体調不良で休んだ日数を数えると20日近くになります。1日休んで治るものでもないので、複数日続くことも多い。妻と交互に対応していましたが、それでも相当な日数になりました。

今の職場は比較的休みが取りやすい環境です。連絡すれば患者さんの対応を調整してもらえる。この環境が転職先でも保証されるかどうか、わかりません。子供が小さい今の時期に、その保証がなくなるのは怖い。

怖さ③:40近くで、知らない職場でやっていけるのか

実は、転職ではなく系列の大学病院に異動した経験があります。規模はほぼ同じ。でも、職場の中身は全然違いました。慣れるまでの半年間は、正直しんどかった。

その経験があるから、転職した場合の大変さが想像できます。そして今より体力が落ちている40近くの自分が、それを乗り越えられるのかが不安です。

異動のときは、新しい環境の中に楽しみも見つけられました。でも40近くになると、新しいことへの疲弊感が楽しさを上回ってしまうかもしれない。そういうネガティブなシナリオが、頭から離れません。

怖さ④:妻をどう説得するのか

転職するとなれば、妻への相談が避けられません。

上の子が小学校に上がるタイミングで妻が働くかどうか、という話をしたときに、初めて転職の話ができました。「私だけの給与でやっていけるのか」という文脈で話せたので、以前より話しやすくはなっています。実際に「給与が下がるとちょっとね」という反応もあり、現実的な話ができました。

ただ、「転職したい」と言い切れない状態で相談するのは難しい。「なんでわざわざ今?」となるのは自然な反応だと思うし、説得できる自信がない。

怖さ⑤:転職先が合わなかったらどうするのか

転職して一番怖いのは、人間関係です。

「この人とは一緒に働きたくない」と思う人と、逃げ場なく過ごす状況になったとき、心理的にかなりきつい。それは経験上わかっています。転職先の人間関係は、面接や見学だけではわかりません。実際に働いてみないと見えない部分が多い。

もし合わなかったら、半年ほど働いて判断して、また次を探す——という選択肢は頭にあります。ただ、その選択肢を持つためには、転職先を一つに絞らず、「ここもいいかも」という候補を複数持っておくことが大事だと感じています。精神的な逃げ道があるかどうかで、動きやすさが全然違う。

転職の怖さ5つ、整理してみる
  • ①年収が下がるかもしれない
  • ②有給・休みやすさが今より悪くなるかも
  • ③40近くで知らない職場に馴染めるか
  • ④妻(家族)をどう説得するか
  • ⑤合わなかったときにどうするか

転職サービスを使って、怖さは変わったか

転職を決めたわけではありませんでした。ただ、怖いまま何も知らないでいるより、一度情報を持ってみようと思って転職サービスを使いました。

使ってみて変わったのは、「年収の怖さ」です。「安い」と感じていた自分の給与が、外から見れば高い水準だった。転職したら下がる可能性が高い。この事実を知ったことで、「今の年収への不満」が少し落ち着きました。モヤモヤしていた部分が、少し整理された感じがします。

怖さがゼロになったわけではありません。でも、「知らないまま怖い」と「知った上で怖い」は違います。情報を持った上で怖いと感じているほうが、まだ自分でコントロールできる気がします。

私が使ったのは3つのサービスです。それぞれの特徴や使ってみた感想はこちらにまとめています。なぜ転職を決めていない状態で登録したのかはこちらの記事に書きました

怖いまま、でも止まらない

まとめ
  • 転職の怖さは「知らないこと」から来ることが多い
  • 転職サービスで情報を得ると、怖さの正体が少し見えてくる
  • 怖いままでも動けば、止まっていたときより見えるものがある

転職が怖いのは、守りたいものがあるからだと思います。家族、収入、今の安定。それを失うかもしれないという感覚が、足を止めさせる。

でも、怖いまま何も知らないでいることは、別の意味で怖い。「このままでいいのか」という感覚を抱えたまま、選択肢を何も確認しないまま年齢だけ重ねていくことの方が、長い目で見ると怖いかもしれない。

転職するかどうかは、まだわかりません。怖さが消えたわけでもない。ただ、怖いなりに少しずつ動いています。同じように怖さを感じながら迷っているPTに、この記事が届けばと思います。

ABOUT ME
岩さん
岩さん
大学病院17年・2児パパの現役PT
大学病院で17年働く現役PT。修士・認定PT取得、育休2回取得の2児パパ。 転職はしていないけど、「このままでいいのか」とずっと考えている。転職サービスで外の市場を調べ、自分の立ち位置を把握した上で今の職場にいる。キャリア・転職・育児・お金について、答えじゃなくてリアルを書いています。
記事URLをコピーしました