PT✖️育児

育休給付金が4ヶ月振り込まれなかった話――知らないと詰む落とし穴と事前にやるべきこと

yutorizeropapa
この記事でわかること
  • 育休中4ヶ月間お金が振り込まれなかった体験談
  • 育休給付金が遅い理由(仕組み)の解説
  • 育休前にやっておくべきお金の準備

育休に入った月、クレジットカードの請求額が50万円を超えました。

チャイルドシート、ミルク、おむつ、ベビー服、産婦人科の費用。生まれる前後に必要なものを揃えていたら、あっという間にそうなりました。「このまま生活できるのか」と、正直焦りました。

さらに追い打ちをかけたのが、育休給付金がなかなか振り込まれなかったことです。第一子育休(3ヶ月)では、給付金が振り込まれたのは育休終了から約1ヶ月後。育休中の約4ヶ月間、給付金はゼロのまま生活していました。

この記事では、その経験をもとに「育休給付金の落とし穴」と「知らないと詰む理由」を正直に書きます。

育休中の4ヶ月で、130〜150万円が口座から消えた

育休中も生活費はかかります。当たり前ですが、実際に経験するとその重さが違います。

毎月20〜30万円の引き落とし。育休前と変わらない生活費に加え、赤ちゃん関連の出費が乗ってくる。給付金が振り込まれるまでの約4ヶ月間で、口座から出ていった金額は130〜150万円ほどになりました。

初めての育児でバタバタしながら1日があっという間に終わっていく日々の中、カードの引き落とし日だけ時が止まった感覚がありました。残高がみるみる減っていくのを見ながら、「給付金、いつ来るんだろう」と毎月ハラハラしていました。

岩さん
岩さん

育休に入ってから4ヶ月、口座の残高が減り続けました。仕組みを知らなかった自分が悪いんですが、事前に知っていれば準備の仕方が絶対変わっていました。

給付金が遅い理由――知らなかった仕組み

しびれを切らして、病院の総務課に電話しました。「まだ振り込まれていないんですが」と。

ところが、育休給付金の担当は病院の総務課ではありません。育児休業給付金はハローワークを通じて支給される雇用保険の給付です。総務課の担当者を困らせてしまい、正しい問い合わせ先に誘導してもらいました。

問い合わせてわかったのは、「職場に復帰したことが確認されてから支給される場合がある」ということでした。制度上の理由としては納得できます。でも、それを事前に知っていたかというと、全く知りませんでした。

第一子のときは3ヶ月で復帰したので、結果的に復帰後の給与と給付金がほぼ同時期に振り込まれ、なんとか乗り切れました。でも、もし貯金がなかったら、あの4ヶ月は本当に詰んでいたと思います。

知っているか知らないかで、心持ちが全然違う

第二子育休(9ヶ月)では、同じ状況でも気持ちの余裕が全然違いました。

支給のタイミングは第一子とほぼ同じでした。でも、「またこのパターンだ」と知っているだけで、焦りがない。事前にどのくらいかかるかシミュレーションして貯蓄もしていたので、残高が減っていっても「想定内」と思えました。

育休のお金で一番怖いのは、「知らない」ことです。知らないまま育休に入って、給付金が来ないまま4ヶ月過ぎると、精神的にかなりきつい。

知っているかどうかで変わること
  • 給付金の振込は2ヶ月に1回(最初の振込は申請後約2ヶ月後)
  • 育休中は社会保険料が免除になる
  • 手元に3〜4ヶ月分の生活費を確保しておくと安心

育休前にやっておくべきこと

育休前にやっておくべきこと
  • 給付金の支払いスケジュールを事前に確認する
  • 育休前から3〜4ヶ月分の生活費を別口座に確保する
  • パートナーとお金の動きを共有しておく
  • 給付金の支給タイミングを事前に確認する(ハローワーク、または会社の担当窓口へ)
  • 育休中の支出をシミュレーションする(生活費+赤ちゃん関連費用は想像より多い)
  • 給付金が来るまでの数ヶ月分を貯蓄しておく(最低でも3〜4ヶ月分の生活費)
  • 問い合わせ先はハローワーク経由(病院・会社の総務課ではない場合が多い)

知っていれば怖くない。育休前のこの記事が、少しでも備えの役に立てば嬉しいです。

職場への相談・引き継ぎの準備については育休取得までの全記録の記事。育休期間の決め方は第一子3ヶ月・第二子9ヶ月の体験談に書いています。

育休中にキャリアについて考えたことは「このままでいいのか」と思った理由の記事に書いています。

育休を機に職場への違和感が生まれた方は、大学病院PTが転職を本気で考えた理由も読んでみてください。

ABOUT ME
岩さん
岩さん
大学病院17年・2児パパの現役PT
大学病院で17年働く現役PT。修士・認定PT取得、育休2回取得の2児パパ。 転職はしていないけど、「このままでいいのか」とずっと考えている。転職サービスで外の市場を調べ、自分の立ち位置を把握した上で今の職場にいる。キャリア・転職・育児・お金について、答えじゃなくてリアルを書いています。
記事URLをコピーしました