PT×育児

男性PTが3ヶ月の育休から復帰してわかったこと——体力・キャリア・家族の変化を正直に書く

yutorizeropapa
この記事でわかること
  • 育休明けに感じた「こんなはずじゃなかった」リアル
  • 職場の反応——後ろめたさは必要だったのか
  • 復帰後の仕事と育児の両立で変えたこと
  • キャリアへの影響——育休でマイナスになったのか
  • 第一子の経験が第二子の育休決断にどうつながったか

「育休を取ったあと、職場に戻ってどうなるんだろう」——これから育休を取ろうとしているPTが一番気になることのひとつではないでしょうか。

私は第一子のときに3ヶ月の育休を取りました。職場の男性では初めてのことでした。不安はありましたが、取って後悔はしていません。

この記事では、育休明けに実際に感じたこと——体力の変化・職場の反応・キャリアへの影響・家事育児の両立方法——を正直に書きます。「復帰後のリアル」を知りたい方に読んでもらえたら嬉しいです。

復帰してまず感じたこと——体力が落ちていた

育休明けに一番驚いたのは、体力の低下でした。

育休中は自宅にいることが多く、どうしても活動量が落ちます。意識して動こうとしていても、仕事のときとは違います。筋力も明らかに落ちていました。

理学療法士の仕事は、患者さんへの介助が伴います。歩行介助、移乗介助——普段なら当たり前にできることが、復帰直後はしんどかった。「こんなに落ちてたのか」と実感しました。

育休前に体を動かしておけばよかった、とは今でも思います。これから復帰を控えている方は、意識して活動量を保っておくことをおすすめします。

岩さん
岩さん

育休中の体力低下は盲点だった。「家で育児をしているんだから動いている」と思っていたけど、仕事で使う筋力とは全然違う。

職場の反応——後ろめたさは必要なかった

復帰前、正直なところ後ろめたさがありました。男性で初めての育休取得。「迷惑をかけた」という気持ちが、どこかにありました。

しかし、戻ってみると職場全体が温かく迎えてくれました。「帰ってきてくれてよかった」という空気でした。

「育休を取ったことで気まずくなるんじゃないか」と心配していた自分が、少し恥ずかしくなりました。少なくとも私の職場では、育休取得がマイナスに働くことはありませんでした。

後ろめたさを感じる必要はなかった——これが復帰して最初に気づいたことです。

復帰後の働き方——定時退勤・朝型シフト・週末作り置き

朝型にシフトして、帰りは必ず定時に

当時は職場まで車で1時間30分ほどかかっていました。帰りが遅くなると、子どもと過ごす時間がほぼなくなってしまう。

そこで意識したのが「朝型シフト」です。妻も子どもも寝ている時間に出勤し、早めに仕事を片付ける。そして帰りは定時で帰る。

夕ご飯を一緒に食べて、お風呂に入れる——その時間を守るために、帰りの時間は絶対に崩さないと決めました。育休前は残業も気にせずやっていましたが、復帰後は働き方が変わりました。

週末の作り置きで平日を回す

妻の負担を減らしたいという思いもあり、週末にまとめておかずを作り置きするようにしました。平日は帰ってから料理をする気力がない。温めるだけにしておけば、夕食の準備が格段に楽になりました。

家電の力も借りました。乾燥機付き洗濯機とロボット掃除機を導入し、日常の家事の負担を減らしました。「誰かがやらなければ」という仕事を減らすことが、育児との両立には不可欠だと感じました。

岩さん
岩さん

「頑張る」より「仕組みを作る」方が長続きする。家電への投資は正解だった。

キャリアへの影響——育休でマイナスになったのか

「育休を取ったらキャリアに影響するんじゃないか」——これを心配しているPTは多いと思います。私の経験では、影響はありませんでした。全く。

むしろ、育休期間中に主任への昇格打診がありました。推薦のタイミングが育休中と重なってしまいましたが、復帰後すぐに話が進みました。

育休を取ったからといってマイナス査定をされたことはありませんでした。少なくとも私の職場では、育休は「キャリアを止めるもの」ではありませんでした。

育休中に主任昇格の打診があった——「育休=キャリアのブランク」は、必ずしも正しくない。

岩さん
岩さん

これは職場によって違うと思う。でも「育休を取ったら終わり」という思い込みは、少なくとも私の場合は完全に外れた。

第一子の経験が、第二子の育休9ヶ月につながった

3ヶ月の育休は、私の人生においても重要な期間でした。正直、もう少し欲しいなという気持ちはありました——でも、それは何ヶ月取っても感じることかもしれません。

第二子のときに9ヶ月に増やそうと決めた理由のひとつは、第一子の復帰後に妻の離乳食づくりの負担が大きいと感じたことでした。もう少し長くいれば、もっと支えられたのではないかという思いがありました。

そしてもうひとつ、決定的な理由がありました。第二子の場合、上の子のケアが加わります。赤ちゃん一人を見るのとは訳が違う。上の子は下の子が生まれてから、情緒が不安定になりやすい時期でもあります。その時期に一緒にいてあげたかったのです。

実際に9ヶ月取ってみて、よかったと感じています。第一子の3ヶ月があったから、第二子で迷わず長く取ることができました。

まとめ
  • 育休明けの体力低下は想定以上。復帰前から意識して動いておくことをおすすめする
  • 職場の反応は温かかった。後ろめたさを感じる必要はなかった
  • 朝型シフト・週末作り置き・家電活用で、仕事と育児の両立の「仕組み」を作った
  • キャリアへの影響はなかった。育休中に主任昇格の打診があったほど
  • 第一子の復帰経験が、第二子で9ヶ月取ることへの迷いをなくした
ABOUT ME
岩さん
岩さん
大学病院17年・2児パパの現役PT
大学病院で17年働く現役PT。修士・認定PT取得、育休2回取得の2児パパ。 転職はしていないけど、「このままでいいのか」とずっと考えている。転職サービスで外の市場を調べ、自分の立ち位置を把握した上で今の職場にいる。キャリア・転職・育児・お金について、答えじゃなくてリアルを書いています。
記事URLをコピーしました