第一子育休は3ヶ月でよかった――第二子で9ヶ月に変えた理由も正直に書く
「育休、何ヶ月取ればいい?」
第一子が生まれる前、この問いへの答えが全くわかりませんでした。職場に男性の育休取得者はおらず、ネットを調べても「家庭による」という答えばかり。結局、自分で決めるしかありませんでした。
私が出した答えは「3ヶ月」でした。結果として、これは正解だったと今でも思っています。この記事では、第一子育休で3ヶ月がよかった理由を具体的に書きます。
なお、第二子では9ヶ月取得しました。その理由についても最後に書きます。「何ヶ月取るか」は子供の人数や家庭の状況によって変わる、というのがこの記事の結論です。
第一子育休で「3ヶ月」がよかった3つの理由
①首が座るタイミングをカバーできた
生後3ヶ月は、首が座り始める時期です。首が座る前の赤ちゃんは、抱っこ紐でも頭を支え続ける必要があって、外出のたびに不安が伴います。理学療法士として患者さんの身体を扱う仕事をしていても、我が子の首はやっぱり怖かった。
3ヶ月の育休で、その不安定な時期を夫婦で乗り越えられました。育休が終わる頃には抱っこも外出もずいぶん楽になっていた。このタイミングに立ち会えたのは、3ヶ月取ったからだと思っています。
②妻が乳腺炎になった
これは想定外でした。生後2ヶ月ごろ、妻が乳腺炎になりました。高熱が出て、授乳もままならない状態。あのタイミングで私が職場に戻っていたら、どうなっていたか正直わかりません。
ミルクを作る、抱っこする、上の子ならぬ、とにかく赤ちゃんの世話を全部引き受ける。父親としての出番が一番多かったのが、この時期でした。育休は「余裕があるときに手伝う」ためではなく、「妻が倒れたときに家を回す」ためにある、とそのとき実感しました。
③3ヶ月で「家族のリズム」が見えてきた
1ヶ月目は、正直バタバタで疲れ果てるだけでした。何が正解かもわからないまま毎日が過ぎていく感じ。
2ヶ月目になると、少し立ち止まって考えられるようになりました。「この授乳サイクルをどう回すか」「夜の担当をどう分けるか」を夫婦で話せるようになった。
そして3ヶ月目。おおよその道筋が見えてきました。「こうすればうまく回る」という感覚が出てきた。一番大きかったのは、心に余裕が生まれてきたことです。余裕がないと、夫婦の会話も減るし、子供と向き合う質も変わる。3ヶ月という期間は、その余裕を手に入れるのにちょうど必要な時間だったと思っています。
第二子では、なぜ9ヶ月にしたのか
第二子の育休は9ヶ月取りました。第一子の3ヶ月から大幅に延ばした理由は、「一人と二人は全然違う」という一点に尽きます。
第一子のときは、大人二人で赤ちゃん一人を見ていました。第二子は、上の子もいる。妻一人では物理的に回らない場面が、第一子のときとは比べ物にならないほど多い。
もうひとつは、離乳食の時期を一緒に過ごしたかったからです。第一子を育てて、食べることがいかに大切かを痛感していました。離乳食は手間がかかるし、妻だけに任せるのは違うと思った。そのタイミングまでいたかった、というのが9ヶ月の決め手でした。
第二子育休で気づいたこと・第一子との違いは、こちらの記事に詳しく書いています。
育休期間に「正解」はないが、基準はある
第一子で3ヶ月、第二子で9ヶ月。どちらが正しいというわけではありません。
ただ、育休期間を決めるときに考えるべき基準はあると思っています。
- 何人目か(一人と二人では妻の負担が全然違う)
- 妻の体調・職場復帰のタイミング
- 「この時期に立ち会いたい」という自分の希望(首すわり・離乳食・ハイハイなど)
- 職場の状況と経済的な余裕
「何ヶ月取ればいいか」ではなく、「何のために取るか」を先に決めると、期間は自然と決まってきます。育休を取ろうか迷っている方に、この記事が少し参考になれば嬉しいです。
職場への相談・根回しの話はこちらの記事。給付金が4ヶ月振り込まれなかったお金の話はこちらに書いています。
育休中にキャリアについて考えたことはこちらの記事に書いています。
育休を機に職場への違和感が生まれた方は、大学病院PTが転職を本気で考えた理由も読んでみてください。
