PTOTSTワーカー・レバウェル・ジョブソエルを全部使ってみた話―転職を決めていないPTが3サービスで感じた違い
転職を決めたわけではありませんでした。ただ、自分の市場価値を知りたかった。その気持ちで、理学療法士向けの転職サービスを3つ使ってみました。
使ったのはPTOTSTワーカー、レバウェル、ジョブソエルの3つです。それぞれ別の記事で詳しく書いていますが、3つ使ってみて初めて「これ、全然違うサービスだな」と気づきました。この記事では、その違いをまとめておきます。
3つのサービス、何が違うのか
使ってみる前は、転職サービスはどれも似たようなものだと思っていました。登録して、求人を紹介してもらう、という流れだろうと。ところが、実際に使うと入口からして違いました。
一番大きな違いは「電話があるかどうか」と「誰が求人を探すか」という2点です。
| サービス | 登録後の連絡 | 求人の探し方 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| PTOTSTワーカー | 1分以内に電話 | 担当者が紹介 | PT/OT/ST専門・即対応 |
| レバウェル | LINE→希望時間確認後に電話 | 担当者が紹介 | 医療ヘルスケア特化・LINEで事前アンケート |
| ジョブソエル | 電話なし | 自分で検索 | 電話ゼロ・自分のペースで動ける |
PTOTSTワーカー―とにかく動きが速い
登録して1分以内に電話がかかってきたときは、正直びっくりしました。事前に「すぐ連絡が来る」とは書いていなかったので、心の準備ができていませんでした。
ただ、その速さは担当者の対応の丁寧さとセットでした。すぐに求人を押しつけてくる感じはなく、まず「いつ改めてお話しできますか」という確認でした。実際に話してみると、年収の現実(転職すると一時的に下がる可能性)や、自分の希望条件に合う求人の少なさを率直に教えてくれました。
PT/OT/STに特化しているだけあって、リハビリ職の事情が伝わりやすい印象でした。管理職の求人も紹介してもらえたのはこのサービスだけでした。
→ 詳しくはPTOTSTワーカーの記事へ
レバウェル―担当者に「今の職場を推された」話
レバウェルはサービス名に「PT」も「リハ」も入っていないので、最初は専門性を少し疑いました。確認すると医療・ヘルスケアに特化したサービスでした。
このサービスの特徴は、電話の前にLINEで事前アンケートが届くことです。項目数はかなり多かったですが、おかげで電話での会話がスムーズで10分程度で終わりました。「電話の希望時間はいつがよいですか」と確認してくれるのも、急に知らない番号からかかってくるPTOTSTワーカーとは違う点でした。
一番印象に残ったのは、担当者から「今の職場の年収はかなり高い水準です。正直、今の職場を続けるのも一つの選択肢だと思います」と言われたことでした。転職エージェントが今の職場を勧めてくる、というのは想定外でした。押しつけ感がなく、こちらの状況を見て話してくれている印象で、好感を持ちました。
→ 詳しくはレバウェルの記事へ
ジョブソエル―電話ゼロ、自分のペースで動ける
3つの中で一番ハードルが低かったのはジョブソエルでした。登録後、電話はかかってきません。担当者からの連絡もなく、自分でサイトにログインして求人を検索するスタイルです。
エージェント型とは根本的に違うサービスです。「誰かに相談しながら進めたい」というより、「まず自分で状況を把握したい」という段階に向いています。
ただ、自分が思いつかなかった条件の求人はヒットしにくいという面もあります。潜在的な選択肢を広げたい場合は、エージェント型と組み合わせた方がよいかもしれません。
→ 詳しくはジョブソエルの記事へ
どのサービスが向いているか
3つ使ってみて感じたのは、「どれが一番いい」という話ではなく、使う目的と自分の状態によって向き不向きが違う、ということです。
- 電話が苦手・自分のペースで動きたい → ジョブソエル
- リハビリ職専門の担当者に相談したい・管理職求人も見たい → PTOTSTワーカー
- 電話前に準備を整えたい・じっくり話を聞いてもらいたい → レバウェル
転職を急いでいる段階であれば、エージェント型(PTOTSTワーカーかレバウェル)の方が情報量は多くなります。まだ迷っている段階であれば、ジョブソエルで求人の全体像をつかんでから、エージェントに相談するという順番も一つの方法だと思います。
3つ使ってみて変わったこと
私はまだ転職を決めていません。ただ、3つのサービスを使う前と後では、「知らないまま今の職場にいる」という状態ではなくなりました。
自分の年収が相場のどのあたりにあるのか、希望条件に合う求人がどのくらい存在するのか、転職すると年収が一時的に下がる可能性があること。これらは転職するかどうかに関係なく、知っておくべき情報でした。
「転職するかどうかはまだ決めていない」という状態でも、情報を持っているかどうかで、その後の判断の質は変わってきます。まずは一つ試してみる、それだけでも十分な一歩だと感じています。
